2009年11月30日

お待たせしています

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郷原漆器をご注文くださっている皆様には大変お待たせしております。

明日から12月ですが、来週中には仕上がり、こちらへ納品できるようです。

来年のお正月から使っていただけるようにはなりますが、お待たせして申し訳ありません。

SAKKAOオリジナルの郷原漆器は塗りの回数が多く、その都度乾かす時間も必要となります。

今のような時代にこれだけ時間がかかるとお客様に待っていただけるのかどうか、

こちらとしても非常に心苦しいところはありますが、ご理解いただけると有難いです。

写真は11月23日の大山(だいせん)の様子です。

蒜山三山には雪はまだ見えませんでしたが、大山だけは白く雪を被っていました。

来週は東京の展示会の様子を見に上京を予定しています。

いろいろご報告できれば、と思っています。

インフルエンザが流行っていますので、皆様、気をつけてお過ごし下さい。
posted by SAKKAO at 12:12| Comment(0) | 郷原漆器

2009年09月16日

漆塗りの作業風景

今日は郷原漆器の作業風景のひとつをご紹介します。

塗りの作業は蒜山の地元の女性たちが農作業やそれぞれの仕事の合間を縫うようにして行われています。

しかも向上心が強いので、いろいろ塗りの勉強もされていて新しい塗りにチャレンジされていました。

お忙しい中、お邪魔させていただき、写真を撮らせてもらいました。


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下塗りの段階ですが、小皿に刷毛で漆を塗っています。

この刷毛は人間の髪だそうです。


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塗って乾かしたものを専用の紙を使って拭いていきます。

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栗の木の中心が真ん中にきているのが郷原漆器の特徴。

年輪が見事です。

SAKKAOではこれを潰すようなことをしているので、反則かな。(でも古いものは全部きれいに塗ってしまっていたようです)

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こちらは中を根来風に仕上げるために、その部分だけをこすっています。

そのさじ加減が結構難しい・・・

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作業が終わると板の上に載せて棚に戻し、乾燥させます。

上塗りの作業は別室で埃をよけて行います。

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作業が終わっても道具の片づけにかなり時間がかかります。

刷毛についた漆をきれいに油で落とします。

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傍らのガラス瓶には漆が付着して固まっています。

こういう道具類もなかなか味があっていいなあと思ってしまいました。

「漆はやればやるほど奥が深くてまだまだ勉強しないと!」

とおっしゃっていましたが、皆さん、漆の魅力にどっぷり浸かっているようです。

ここに来る度、パワーアップしている女性陣にこちらが勇気づけられます。


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2009年09月11日

蒜山 秋の気配

初秋の蒜山に行ってきました。

お天気はまずまずでしたが、気温が19℃。

薄着では寒くて風邪を引きそうでした。

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ひんやりとした空気が気持ちよくてサイクリングしたら気持ちよさそうです。

足元を見ると、ツユクサがいっぱい咲いていました。

ピンクや黄色の名前の分からない小さな花たちの姿も・・・

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こんな赤い実もなってます。

なんだろう・・・

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今回たまたまなのですが、以前から一度は確認しておきたかった

「郷原」地区に行き着くことができました。

実は、よく走る道の延長にあったので、すぐそばをいつも通っていたんですが、

案外探すとなると見つからないものなんですよね。

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この標識を見たときは「やっと見つけた!」と思ってしまいました。

そして、写真に収めてきました。ちなみに「郷原漆器の館」はここにはありません。

さてさて、ご注文いただいた漆器の出来具合は・・・

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順調に出来ているようです。

塗っては乾かし、を繰り返し、最後に艶を出します。

どんなに遅くともお正月には間に合いますので、ご安心下さい。

他にも、新たなオリジナル作品の進み具合など確認してきました。

こちらのわけの分からないような注文に対して、高月さんをはじめ、

地元の塗師の女性陣がいろいろチャレンジして下さいました。

そして、想像以上に素晴らしいものができていました!

ご紹介したいところですが、まだサンプルなのでお待ち下さい。

いいものを見ることができて大満足の一日でした。

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2009年04月24日

蒜山に行ってきました。

ちょうど一週間前になりますが、蒜山に行ってきました。

雲はありましたが、良いお天気。

暖かいものの、風は冷たく、やっぱり県北だなあと感じました。

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今回は、倉敷での展示会でご注文いただいた郷原漆器の進み具合や、

今後のオリジナル商品に関しての打ち合わせをしました。

今日、ご紹介するのは、蒜山ではラベンダーで有名な「ハービル」。

今はまだ寂しい状態です。でも、畑の手入れをスタッフの方々が

黙々とされていました。


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階段でふとつくしを発見!このあと、次々とつくしを見つけ興奮しました。

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ハービルでは、ランチや軽食もいただけます。もちろん、ハーブ全般のお茶も飲めます。

この日は平日で閑散としていましたが、きっとゴールデンウィークは多くの方が来られると思います。

これからが高原の季節です。

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最後に、忘れてならないのは「郷原漆器の館」。

こちらですべての製作がなされています。

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かなり長時間の打ち合わせをしてきました。

ほとんどの方が観光やレジャーで訪れる蒜山ですが、この日もほとんど

仕事の打ち合わせで終わってしまった私たち。

とはいえ、実り多い内容でした。

爽やかな蒜山、ゴールデンウィークを外して遊びに行くことをお勧めします。
posted by SAKKAO at 21:13| Comment(0) | 郷原漆器

2009年02月03日

郷原漆器の受注、始めました。

こうげいSAKKAOとしてのオリジナルとなる郷原漆器のお椀たちです。

やっと皆様にご紹介できるようになりました。

飯椀と汁椀、それぞれ黒、赤の根来風な塗りの仕上げです。

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蒜山にある「郷原漆器の館」に初めて足を運んだのはもう5年以上前のこと。

現在、館長になられている高月さんがまだ蒜山に来られて

間もない頃だったと記憶しています。

「へえ、蒜山でこんなものづくりをしているんだなあ。いいものだけど

なかなか厳しそうだなあ。」

と、なんとなく先行きが心配になりました。

その頃は徳山さんという厳しそうなおじいさんが仕切っているように思われ、

輪島から来たという、あの若い人はきっと一年ももたないような気が

したからです。

でも、今では、その若者が館長となり、徳山さんも一目置く存在へと

成長されていました。

何よりも、一度廃れたものを復興させるには非常な力と根気が必要で

これには岡山県郷土文化財団の高山さんも大きく貢献されています。

伝統というのは、どんなに厳しい状況でも受け継がれていくものなんだなと

しみじみ感じました。

私の母は今から40年ほど前、大学を卒業して間もない頃に、友人と

蒜山へスキーに行き、その晩泊まったお家でマス料理をご馳走になり、

そのときに使われていたのが「郷原漆器」だったそうです。

棚にたくさんの朱塗りのお椀があったのを見たのが忘れられない、

そのときに「根来」ということばを初めて聞いた、と話してくれました。

長い時間を経て、また根来の郷原漆器ができたことは

不思議なめぐり合わせのような気がします。

今はSAKKAOのオリジナルではありますが、遠い日の郷原漆器

そのものであることに違いはありません。


ただ、今のところ、ご注文いただいた場合、約6ヶ月の長い時間を

頂戴するようになります。

何卒、ご了解いただけますようにお願いいたします。








posted by SAKKAO at 22:31| Comment(2) | 郷原漆器

2009年01月29日

郷原漆器、届いた!

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蒜山から郷原漆器が届きました。

以前、見本を展示して注文を受けて作成したものですが、

形や色など少し変わった点もあり、ほとんどサンプルとして

少量の作成となりました。

思っていた以上に素晴らしい出来ばえです。

岡山でこのような漆器ができるのは嬉しいことです。

是非、手にとってみていただきたいです。

さっそく炊き立てのご飯をよそってみました。

肝心の器がはっきり見えなくてすみません。

とりあえず、

「いただきます!」

この続きは、また・・・

posted by SAKKAO at 21:25| Comment(0) | 郷原漆器