昨年末の東京でのイベント以来、岡山・倉敷では初めてのご紹介となる郷原漆器のカフェオレボウルです。

黒い箱の上に載っているのが「ブロカント」。
これは、木地師の高月さんにかなり無理を言って型取りしてもらいました。いびつな形なのです。
イメージは名前の通り、フランスの片田舎にあるアンティークのカフェオレボウル。
下手をするとあんまり古いから捨てられそうな一歩手前の器です。
その雰囲気を出すために、わざわざベージュの色漆を拭いて下地の黒を浮かび上がらせています。
ということで、新しいのですが、すでに「根来」風です。
ところが見本として選んだのは、古い唐津の茶碗でした。
「こんな茶碗でカフェオレ飲んだら贅沢だろうなあ」と思ったのがきっかけです。
名品の茶碗はいずれも美術館か、個人が持っていても触れる機会はめったにありません。
そんな古唐津の茶碗の写真と寸法を高月さんに送ってサンプルを作ってもらいました。
焼きものの質感を持たせた木の器。ベージュの色漆もなかなか面白いのではないでしょうか。
その手前の少し小さめのボウルは「マロン」。
プレーンな形と色で3つのボウルの中で一番可愛いと思います。
アイスクリームやヨーグルトなど、デザートの盛り付けにもいいのでは。
そして、黒の「ノワール」。かなり重厚感がります。
下地に蒜山の珪藻土を塗っていることでざらついたマットな感触を楽しめます。
これでお抹茶もいけそうです。
写真の左端に写っているのは、実際に型取りしたヤマグリ。蒜山から送ってもらいました。
年輪の中心が器の中心になっているわけです。

SAKKAOオリジナルの漆器が全員集合です。
どれも受注生産のためになかなかお手元に届きませんが、注文してくださった皆様、どうぞ楽しみにお待ち下さい。
posted by SAKKAO at 23:10|
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郷原漆器